両性にもてるって?
このメルマガを書き始めてよくいただくお便りの中に
「両性にもてる」人について扱ってください。という内容のものが
結構あります。
そこで今回はこのテーマについて扱いたいと思います。
好かれる人=まわりに人が集まってくる人=魅力的な人。。
色々言い換えができると思いますが、私が考える魅力的な要素の一つは
「弱みを見せる人」です。
魅力的なオーラをもつ人には様々な強み、持ち味があります。
それは面白さであったり、ほれぼれするような聡明さであったり。。
しかし、私が知る限り、彼らは「自分の弱みを見せる」という共通点を
持っていたような気がします。
一つの例を上げましょう。
私の例で恐縮ですが、私の人生は挫折の繰り返しだったように思います。
大学受験に失敗する。3年勉強したが、弁護士にはなれない。仕事がうまくいかず
上司に叱られまくる。
そんなとき、色々な人に支え、励ましてもらいました。
本当に感謝しています。
25歳の夏、私は弁護士試験の1次試験に合格しましたが、論文試験の直前に
原因不明の高熱に見舞われ、2ヶ月入院し、その年を棒に振りました。
まあ、今考えればそのくらいたいした話でははないのですが、当時はさすがに
へこみました。
2年間一日10時間以上、勉強するという生活を送っていましたから。
当時、それが自分の全てだと思い込んでいたんですよね。
そんなとき、2人の人が私を励ましてくれました。
彼らは、自分の過去を話してくれました。どんな過去かというと
「挫折」「失敗」の過去です。
私が当時味わっていた挫折など問題にならないくらい重いものでした。
そして、その言葉の一つ一つが、そのときの自分の心の琴線に触れるのが分かりました。
「なんでこの人たちはそんな思い出したくないような過去を自分に話してくれるんだろう」
そのときの疑問が、今私にははっきりと分かります。
落ち込んでいる相手の心の声を聞こう、相手を励まそうといくら思っていても、
相手は心を開いたりしません。
まずは自分の心を開かない限り。
自分の弱みをみせ、自分から心を開いて、相手の懐に入って初めて
相手は自分を信用し、心を開きます。
落ち込んでいる私に彼らはまず自分の弱みを見せることで共感を示してくれたのです。
前回、相手にアドバイスをしても相手は動かないと書きました。
しかし、自分の弱みを見せ、自分の失敗談を話し、そこから自分がどうやって立ち直ったか
を話してあげれば、伝えたいことはほぼ100%伝えられます。
人間は、自分へのアドバイスだと思うと素直に聞けませんが、相手の体験談であれば、
第3者の話として、客観的に聞くことができるからです。
ただ、これはコミュニケーションのとり方というテクニカルな話でもありません。
つまり、「じゃあ、自分の弱みをしゃべればいいんだねえ」という簡単な話でもないんですよね。
なぜなら、どんなにその手法だけを真似しようとしても、普通の人にはそれが難しいからです。
その理由は感情移入ができないからです。相手の痛みを自分の痛みとして感じられないからです。
魅力的な人間というのは、ほぼ例外なく痛みや挫折を人一倍経験しています。
だから、相手の痛みも分かるし、相手に弱みを見せて、心を開くことの大切さを知っているのです。