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反動

「反動」

こんな相談をよくもらいます。

「最近、彼が忙しい、忙しいっていいます。でもこれって
 単に口実にされているだけの気が。。。」

「付き合ってもう長いんですけど、最初優しかった彼が
 最近冷たいんですぅ。変わったのは彼ですか、それとも
 私でしょうか?」

「以前つきあっていた彼は頼りがいのあるタイプでした。
 でも、あまりに何でも自分のやりたいようにして、お前は
 ついてこいってタイプだったのです。
 私自身、自立型の人間で、元彼と似ているタイプなので
 たぶんうまくいかないのだと思い、
 頼りがいはそれほどないけど、優しくて思いやりのある彼と
 つきあうようになりました。
 でも、最初はうまくいってたんですけど、最近元彼と今の彼
 を比較してしまうんです。特に私の仕事がうまくいかなくて
 落ち込んだり、道に迷っているとき引っ張って欲しいんです。
 やっぱり、頼りがいのある男性のほうがいいと思うんです。」


これらの質問には共通点があります。

さて、何でしょう?

。。。。。


クイズ番組じゃないから、とっとと言っちゃいますと、

反動です。

以前、かまってくれていた彼が「最近忙しい」と口にする

以前、優しかった彼が「冷たくなる」

元彼と比較し、今の彼が頼りなく思える

全て、以前の反動としての事象が生じています。

では、なぜこんな反動が生じるんだと思います?

時系列でいうとこういうことです。

男が女を好きになります。

そうすると当然、女を口説きますよね。

優しくしたり、男らしさをアピールしたり色々な手を使います。

そして晴れて二人はつきあうことになります。

付き合いがはじまります。

最初は二人とも満足です。なぜなら最初の付き合う当初、

お互いの求めているものを感じたからこそ付き合うという

結果になったからです。

しかし、つきあいを続けるうちに男は思い始めます。

「俺は男として魅力があるはずだ。この女一人でいいんだろうか?」

「もっと色んな女にもてる人生を歩みたい」

「確かにこの女といると優しい気持ちになれるし、癒される。
 でも、俺はこのまま年をとってジジイになるのはごめんだ。
 もっと男らしく何か自分の生きている証を見つけたい。」

「この女は確かに包容力があり、しっかりしている。甘えていれば
 この関係はうまくいく。でも俺だって男だ。
 彼女に男らしさを見せたい。彼女が困っていたら助けてやりたい
 守ってやりたい」

これはつきあう当初、人間には必ずある男性面と女性面の2面性のうち、

男が持っている男性面の反動がつきあううちに出てきた例です。

男が

「ほうっといてくれ。俺だってやりゃ何でもできるんだよ!」

などと言い出したら要注意です。

男性面全開です!


逆に男だけでなく女の側でも男性面と女性面の2面性があります。

元彼と比較し、頼りがいのない今彼に不満を感じるのは、

その時期が、つらい時期で、誰かに頼りたい自分の中の女性面が

頭をもたげてきた瞬間だからです。


さて、では、彼が反動で急変し、態度が変わったときどうするかというと。

それは彼の男性面が頭をもたげてきたときですから、

ほうっときましょう。

。。。。

いや、ほうっとくんです。

でも女性はこれが苦手みたいですね。話を聞いていると。

彼にアドバイスしようとしたり、感情的になったり、

自分に原因があると思って、彼の言いなりになったりしてしまうようです。

でも、そんなことをしたら、彼の反動を強めてしまうか、自分自身を

見失ってしまうだけです。

ほうっておきましょう。

彼以外に熱中できることに熱中しましょう。

自分自身を磨きましょう。

無視はしないけど、必要以上に彼にかまわないようにしましょう。

自分のために時間を使いましょう。

そうすると、彼は考えざるをえなくなります。

普段当たり前だと思っていた、彼女との安らぎの時間の大切さを。

なくなってはじめて、考え始めます。

男らしくふるまうことと、同じくらい大切なものに気づくはずです。


彼が忙しいと言っている。それが口実かどうか。

そんなもん9割9分口実です。

では、それが「口実だから、時間はあるはずだ」とこちらから何度も電話を

してしまうのは、逆効果です。

電話をしてこないのであれば、したくなるまで待てばよいのです。

ひとしきり、男らしくふるまいまくって、男性面全開で頑張った後、

彼は考えるはずです。

あの安らぎと癒しがやはり必要だと。

そうしたら、男から電話がかかってくるはずです。

「なんで最近電話くれないの?」って。

基本的に人間は自分の体験の範囲内でしか、物事を考えたり、感じたりは

できないと思います。

彼自身に気づかせるほかありません。

コツは彼とは関係ないところであなたがめちゃめちゃ楽しそうに

日常を充実して送っていることですかね。

彼はもう気になって、気になって自分にかまって欲しくなるはずですよ。

故人は言いました。

恋愛は追いかけたほうが負けだと。

それはある意味本当かなあと思います。


では、逆に男性面の強い女性が、女性面の強い男性とつきあい、

ふと弱気になったあるとき、頼りがいのあった元彼のことを思い出すときは

どうすればよいでしょうか?

これは、元彼とよりを戻しても解決はしないと思います。

男性面の強いもの同士、つきあううちに必ず我を主張しあって

前と同じ理由で分かれるはめになると思います。

そういうときは、元彼と比較して今彼を頼りなく思うのではなく、

自分の心の中の女性面に焦点を当てればよいと思います。